10月は3連休の初日、井出隼平五段に鷺宮将棋サロンに来て頂くことになりました。
今回は、まずはお昼を一緒にということで中野サンプラザでランチを一緒に頂きました。
キリリと黒基調のスーツを着こなしエンジ色ストラップのネクタイで来られた井出先生、爽やかです。
会った瞬間からファンサービスも忘れておりません。
頭に寝ぐせが付いております。(笑)
微笑ましい限りです。
若かりし頃の羽生先生も寝ぐせが良くあり面白かったですが、井出先生も負けておりませんでした。（笑）
やはり棋士たるもの、基本生活のすべては将棋に捧げ、将棋以外はまぁどうでもいいということであるかということだと思っております。
話題は中野サンプラザの話に。
井出先生の話では昔、中野サンプラザには将棋と囲碁ができる無料のフリースペースがあり研究会などで良く使っていたとのことです。
フリースペースいいなぁと思いました。
最近駅近のビルというと、おしゃれでキレイなビルばっかりです。
でも、そんなビルより、古くてもいいので、無料のフリースペースで将棋や囲碁がいつでも楽しめる空間があればいいなぁと改めて思った次第です。
そして棋士も、中野区民もみんなでワイワイ、フリースペースで指すのです。
そして将棋Warsの話題に。。
私は将棋Wars二段、鷺宮将棋サロンの一番強い人でも三段といったところです。
井出先生は将棋Wars七段であることが判明。
神です。
確かWars八段はAIレベルのはずなので人間界では神レベルであります。
一同驚愕です。
楽しい将棋の話題は尽きません。
おいしいランチ後は鷺宮将棋サロンに行き、まずは井出先生が選んでくれた棋譜解説です。
松尾歩八段との一戦を紹介頂けました。
井出先生、三間飛車での解説であり、振り飛車党の多い鷺宮将棋サロン会員にとっては非常に勉強になった解説でした。
井出先生の怪しい？受けで勝った一局であったわけですが、井出先生は実は受けに才覚があると気が付いた次第です。
井出流の将棋の考え方を言語明瞭、爽やかに説明して頂けました。
Amebaの解説では解説でなく実況になっており、小高女流初段に突っ込まれておりましたが（笑）
今回は完璧でした。
指導将棋は、女性には優しく、男性には忖度なくバッサバッサ斬り捨てで、見ていてこれまた爽快でした。
井出先生の好きな言葉を色紙に揮毫して頂きました。
揮毫は「青流」。
加古川清流戦で優勝されたこともあり、井出先生の好きな言葉とのことでした。
現在のイメージにもピッタリです。
次の日は、SUNTORY杯の予選とのことで、今回はお昼に交流会を持たせて頂き楽しいファンサービスを、そして早めに帰られ明日の準備を、とのことであり、将棋と将棋ファンへの真摯な姿勢を見せて頂けました。
翌日、SUNTORY杯の予選１回戦を見たところ、強豪木村一基九段と対戦しており、見事勝利されておりました。
楽しい交流会と大盤解説、指導将棋をして頂き感謝、感謝です。
鷺宮将棋サロン会長 2022/10/16記
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