転換点、「禍(わざわい)を転じて福となし」

出典 : Yahoo JAPAN !ファイナンス 日経平均株価(2020/4/12)

東京では新型コロナ感染の拡大が止まりません。

むしろここ数日は感染者数が増える一方であり拡大の一途を辿っております。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

私の生活ですが、ここ1ケ月で激変しました。

勤務先がコロナ対策でテレワークを進めました。

そのお陰で現在は、毎日テレワークで自宅で仕事をしています。

昔からあこがれていた在宅勤務ですが、突然、実現してしまったのです。

その一方、妻は子供が中3になったということもあり、フルタイムで3月より仕事を行い始めました。

そんなわけで、朝は私が妻に「行ってらっしゃ~い♪。今日は何時ごろ帰ってくる (^^♪」と言うことになりました。

私と妻のライフスタイルが転換、変化したのです。

 

変化といえば、経済の変化も見逃せません。

世界経済が急降下し、株価が暴落しました。

その影響により年金の運用結果がからりと変わったのです。

私の勤務先は2年前ほど前に年金を企業年金から確定拠出年金に変更しました。

これまで企業が運用してきた年金部分を個人で運用するようになったのです。

ほんの2ケ月までは会社の仲間も9%以上の運用ができましたという方が多かったのですが、現在は死屍累々です。

この世界的な株安により多くの人が損失を被ったのです。

2年前の私の判断としては今の時代10年に1回位の割合で必ず大きな社会的ショック(ブラックスワン)が起き、株が大幅に下がった時にこそ投資すべきだと考えていました。

従って確定拠出年金は全て預金で運用していました。

利息はたったの0.1%ですが。。

 

2年前からつい最近まで株は上がっていました。

そんな状況でしたので2ケ月前までは年金の運用において会社の仲間内では私は「負け組」だったのです。

しかし、やはり私の読み筋通り、ブラックスワンが現れ、株価の暴落したのです。

3月下旬からは、一発逆転で現金預金を持っている人たちが年金運用において「勝ち組」になったのです。

なぜ、私がそんなことができたかをお話しましょう。

それは過去に株で損をして大負けしたことがあったからです。

大負けした時に株は長期的トレンドを見て買わないと負けるということを骨身に染みて分かっていたからです。

そう考えると、「負ける」という経験は非常に大切だったということがわかります。

「負け」は将来の「勝ち」に繋がり、「禍(わざわい)を転じて福となす」になるのです。

 

テレワークも「禍を転じて福となす」になる可能性を感じています。

コロナの影響で拡大した日本のテレワークでありますが、日本経済を転換させる1つのキーワードになるでしょう。

なぜなら、自己管理ができる人はテレワークをうまく活用すれば本業の仕事を効率よく終わらすことができるからです。

そしてその余った時間と通勤が減った時間を新しい挑戦にすることににあてることができるからです。

中にはイノベーション(新しい創造)を実現する人も現れてくるでしょう。

最近、国は「感染防止のため、テレワークしろしろ」ばかりですが、ここは発想の転換で余った時間の活用をむしろ国が応援してくれるような施策を出して頂けるといいと思っております。

 

p.s.

今年は花見ができなかったので中野区の同志と鷺宮サロンの会員の皆さんの力をお借りしてWebで花見をしました。

写真が増えましたので是非下記サイトでご鑑賞ください。

鷺宮にある福蔵院さんの美しい花も多数掲載しました。

福蔵院さんは、中野区で一番の花のスポットであることに気が付いた次第です。

https://nakano.daisuki.site/ja/archives/940

 

鷺宮将棋サロン会長